雑感:フェミニズム書店、エトセトラブックスに行ってきた話

 ども、けろです。

 気づかないうちに2021年になってからもう2週間が経過したらしいです。この調子でいくとあっという間に1月が終わりそうだし、あっという間に社会人2年目が終わりそう。今年やったことといえばエクセルの関数をいくつか覚えただけです。オーマイジーザス(無宗教)。

 

 さて、2021年一発目のブログを1月に更新できることに自分が一番驚いているのですが、今回は雑談的なルポ的記事です。

 というのも2日ほど前にこのようなツイートを見かけて、それがたまたま直近の出来事だったので、現地行くがてらブログにするか〜と思ったので。

 

 

 もうこれだけでワクワクしてきません?「フェミニズムの本屋」って最高の空間じゃないですか。これだけで関東圏に上京しててよかったと思いました。

 

 

 というわけでインドア派の自分には珍しく、アウトドアの現地ルポです(といっても店内でカメラパシャパシャするのは気が引けたので文メインです)。どうぞ。

 

・アクセス

 上記のツイートに書いてありますが、井の頭線新代田駅から徒歩1分、大体100メートルくらいでした。まじでアクセスが良い。どれくらいアクセスが良いかというと、空間把握能力がゴミカスでGoogleマップ見ながらでも道に迷える僕がすんなり辿り着けるくらい近かったです。駅出て目の前の信号渡ったらすぐです。

 ちなみに僕は最初「新代田」が読めませんでした。方向感覚だけじゃなく地理も勉強した方が良さそうです。

 あと、下北沢駅が一つ隣なので、ここで本を買って歩いて下北沢散策とかがめちゃくちゃいい散歩ルートでした。本屋デートにぜひ。

 

・店内の雰囲気

 上記のツイートでなんとなくお分かりだと思いますが、綺麗でした。今日オープンなので当たり前っちゃ当たり前ですが。

 白ベースに木目調の本棚のコントラストがおしゃれで、デザイン的にもイケてました(語彙)。

 

・品揃え

 フェミニズム書店、ということもあって、古今東西の色んなジェンダーに関する書籍が揃ってました。

 戦争、DV、セックスワーク天皇制、ハラスメント、男性ジェンダージェンダー関係の小説等々、フィクションノンフィクション作品が結構ありました。漫画もそうですし、ウルストンクラフトやヴァージニア・ウルフ等の著名な女性作家の訳書も置いてあったのは(元英文学専攻として)感慨深かったです。

 ただ、これは店のスペース上仕方ない側面だとは思いますが、ジャンルを広くしようとするとどうしてもレパートリーを絞らざるを得ないというか、「もっと色々取り扱ってほしい専門書・新書あるよなぁ」という感はありました。

 要するに、「多くの人にフェミニズムを身近に感じてほしい」というコンセプトの都合上、削らざるをえなかった書籍たちがあるな、と。これは書店側を批判しているわけではなく、訪れる客層に依るのかなと。もちろん目新しい書籍もたくさんあったし、興味を惹かれるものも多くあったけど、めちゃくちゃ専門性のある書籍を求めて行くと少しすれ違いが起きてしまうかもしれません(それでも専門的な書籍はあるので、近い人は一度行ってみるといいかと思います)。

 

・買った本たち

 本当は「気になる1冊くらい買おう〜」みたいなノリだったのですが、思っていたより面白そうな書籍があり、結局迷いに迷って2冊買いました。

 田房永子さんの『他人のセックスを見ながら考えた』と、レイチェル・ギーザ著・冨田直子訳の『ボーイズ〜男の子はなぜ「男らしく」育つのか』の2冊です。

 本当は天皇制と戦争史、PTSDに関する書籍も買いたかったのですが、お財布が悲鳴をあげていたので泣く泣く諦めました。くう。

f:id:kero_0441:20210114205914j:plain

 

 とりあえず積読化を避けるために休みの日とかにゆったりと読んでいこうと思います。幸いにも最近大掃除をして部屋の中がスッキリしたので、優雅に紅茶でもしばき倒しながらこの本たちと積読をしばきたいと思います。
 

 余談ですが、本を買うとつけてもらえるブックカバーがめちゃくちゃ可愛かったので写真で紹介します。"I READ FEMINIST BOOKS"の文字の強さ、最高にロックで好きです。

f:id:kero_0441:20210114205924j:plain

 

 さらに余談ですが、訳書って買うか微妙に迷いませんか。訳者の力量や表現力によって元の文やニュアンスがどう変わってしまうのかという不安感と、やっぱり読めるなら原書を買って原文そのままの表現や語彙でぶん殴られたいって思うんです(特定の訳者に対する批判等ではなく、訳書全般に対する個人的な思いです)。

 まぁ、だからと言って自分はガチで英語ができないので洋書読むのは邦書の何倍も体力使うので、コスパ考えるなら訳書なんですけどね。でも洋書のペーパーバックってデザインがスタイリッシュでかっちょいいんですよねえええ。

 

 

 というわけで、フェミニズム書店エトセトラブックスに行った話でした。

 あんまり生産的な内容じゃなくてすみません。もし気になった方がいたらふらっと覗きに行ってみてください。

 

 それでは。